放置…と虎兎！
２ヶ月ほどサイトを放置してしまいました。
まどか☆マギカ完結にあわせて絵は描いては消しという、気合が入ってんだか入ってないんだかなことをやらかしてました。うん。ほっといたらダメだね!
そんなわけで入りすぎた気合を抜く意味もかねて、今放送中のアニメ、TIGER&BUNNYの絵を描いてました。
うさぎととら（うしおととらのパロディ）
ダジャレから脳内妄想丸出しで描いてしまったんですが、両作品ともよくできたバディ（相棒）ものという関連性も無視してません。お笑い要素全開でいきたいんですが、画面としては今一つ締まりがない感じ。もう少しストーリーチックにきちんとしたカットを切らないと、説得力が出ないなぁと痛感しております。
新しくアニメ塗りっぽいことをやってるんですが、多分これもうやらないと思う。息抜きのつもりだったのにべらぼうに時間がかかってもう大変。pixivとか見ていて思うんですが、クオリティの高い一枚絵にみなさんどのくらいのj時間をかけてるんだろう。
今期はタイバニ、あの花、花いろ、アザゼルさんと大量に視聴してしまっています。本当に豊作な期なんじゃないかと。
TIGER&BUNNY…はTVドラマ界隈の人が脚本をやっているからか、テンポ良くぎゅっとしまったコンテを切ってくる印象。演出過多にならず必要な要素をあっさりと表現してくるので、年齢問わずストレスなく見れる作品だと思います。
キャラクターの配置もいい意味でオーソドックスというか、基本に忠実、しっかり個性を立ててきているので、脳内であれやこれや妄想がしやすいんですよね。その結果pixivがお祭り状態でウハウハしながら見てます。腐っていてもいなくてもキャラクターへの愛情があれば無問題！
個人的には、ブルーローズことカリーナちゃんとおじさんの関係が気になって仕方ないですね。
あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない…第一話を見た瞬間に、これは作っている方も見る方もKEYのゲームが大好きなんじゃなかろうか、いやそうに違いないと確信したのを覚えています。
実は世間的な評価と裏腹に、これはある程度年を食ってしまった自分には見るのが辛いんですよね。少年のころから時間をかけて、やっとの思いで脱ぎ捨てて来た、偏屈で極端な感受性をもう一度見せつけられているような、そんな感覚があります。KEYのゲームに言い知れない拒否反応を示した人にはオススメできない気がします。
ただ、こういった作品が大きな支持を集める、というのが今の時代の気分なんだ、ということを無視してはいけませんし、自分としてもそれがすごく気になるんです。なので最後まで見てみようかな、と素直じゃない複雑な気持ちです。
各キャラクターの芝居が本当に突き抜けていて、特に入野自由さんや戸松遥さんは、今まで持ってない引き出しを開拓されたんじゃないか、と思ってます。芝居一つだけでも十二分に見る価値があるのでは…
花咲くいろは…この作品の舞台である湯野鷺温泉のネタ元、湯涌温泉。実は自分の実家から車ですぐの場所にあります。そうです。私金沢出身なんです。てなわけで昨今流行りのご当地アニメについに地元が参戦、これは外せまい…！と勇んで拝見させていただいてます。
なんというか、朝の連続テレビ小説に下品すれすれの萌ネタを盛り込んできたりで、毎週笑ったり渋い顔させられたり、楽しんでるなー自分；と思わされる懐の深い作品だと思います。画面が丁寧かつ綺麗につくられていて、それを見ているだけでも楽しいですし。
輪島巴役の能登麻美子さんには、本当にアタリ役が来たな、と思いながら見させてもらってます。君に届けの爽子のような、ささやき声の奥手な少女よりも、蓮葉でちょっと苦労してるお姉さん、というのが一番彼女に合ってるような気がするんです。勝手な印象ですけど。
番組が宣伝効果になって、湯涌温泉にはたくさんの人が訪れているようです。震災後のゴールデンウィークにも多くの予約客があったそうで、ほっと一安心してます。実は湯涌では数年前に洪水があって、壊滅的な打撃を被ったことがあります。そこから復興して、よりよい温泉街になって頑張っているときに、外からのお客さんがやって来るのは本当にいいことだと思う。花いろ様様…とまで言ったら言い過ぎでしょうかね。
呼んでますよ、アザゼルさん…ドクロちゃん、大魔法峠、ときて水島努が選んだ第三の刺客はこれだ…！本当に腹を抱えて笑ってます。原作は読んでないけど。まんまですよ、オノサカさん…の言葉通り、中の人のマッチングが完璧すぎて笑うしかない。
あーくっだらねぇ楽しかったーっアニメはいつでも心の清涼剤。
さて、思う存分書きなぐったので、またまどか絵を描く作業に戻るとしますか。
いまさら！ 魔法少女まどか☆マギカ １０話ー
おいこら！
いや、昨日の記事にも書いたとおり、色々混乱しておりまして。１０話をみてはいたんですがレビューは残していませんでした。しかも本放送はいまだ目処が立たない状況ですし。
まぁ有料配信で流す、という展開になったとしても、喜んで銭を出すと思います。スタッフにとってもブラッシュアップする時間ができてよかった、と言えなくもないですしね。
まぁもうニコニコでの放送も終ってるんで、記憶を穿り返しながら、見ていきましょう。１０話です。
/なんとなく感想
地震後に絵を描いていた、とありますがそれがこれです。
まぁもう、この絵につきると思います。
ほむほむ、まどかを助けるために頑張る。
パラドックスとかそこらへんはおいておいて、病弱だったのにメンタルは頑強なほむらちゃんが、強くてニューゲームを繰り返していく過程でした。
とりあえず驚いたのは、原画の多さ！何人のスタッフが参加したのか、細かくは記憶してませんが、名前を見るだけで凄まじい人材が集結したことだけはわかります。
ループを繰り返しながらうまくいかない理由をほむほむがダメな子だから、という予想を立てていたんですが、半分正解で半分不正解といったところでしょうか。
ほむほむ、メンタルが強い分、自分ひとりならどこまでも頑張れるんですが、人に頼ったり誤解を解いたりするのはものすごく苦手なようです。後好きな人意外は本気でどうでもいいというか、まどかにとってはさやかもマミさんも切り捨てられないほど大事な人間なんですが、メンタル弱いのでとっとと切り捨ててます。
そんなアンバランスというか、凹凸加減がほむほむの魅力かもしれませんね。
マミさんは今回メンタルの弱さが際立ったんですが、ほむほむとは違う意味で強かったんですね。一人でずっと糞真面目に頑張れる、という点で。その信念というか、地盤が崩されると脆いというのは……きっと、A型…。あ、血液型診断に論拠はありません。あしからず。
「あとは、君達人類の問題だ」
ほとんど忘れていましたがQBについて。
価値観の相違とか色々通り越して、人類のことはエネルギー材料程度にしか考えてないようですね…。
もっとこう、無知な災害的存在を思い浮かべていた初期のころに比べると、このスタンスにはもはや悪意すら感じます。
/気になるところ
もうほとんどないんですが、一番の疑問が。
ほむほむはまどかを救った後、どうするつもりなんだろう。
そればっかりはこの先の展開を見守るしかありません。
本放送の再開を待ってます。決着を見届けたい！
地震からのこれまで
えーと、今は朝なんですが、ぐだぐだ書きなぐりたいことがあるので久しぶりにブログを更新します。
あまりおもしろくない内容になる、と前置いておきます。
まずは、今回の東北関東大震災、被災された方々と今に至るも次々湧き上がる問題に苛まれている方々に祈りを。祈り、というと多分に無責任で情けない響きですが、祈らずにはいられないので祈っておきます。自己満足です。同情するなら再建する金を出すかそれにつながる仕事をしろ、さもなくば己の日常を取り戻せ。それに尽きると思います。
3/11日に起きた地震以降、自分の住んでいるところでは物流が荒れに荒れ、人々は保存食の買占めに走りました。
計画停電が発表され、実施されるという初日にも、開いているスーパーでは通路の半分が客で埋まるという事態が起きていました。仕事をしてるんだか、買占めに走っているんだか、よくわからない車が往来で渋滞していました。やたらレトロなジープが交差点でエンストを起こして止まっていました。
いつ停電になって信号がとまるかわからないのに。そうなったらこの車の群れはどうなるのだろう。ちょうど暇だったので散歩をしながら、そんなことを考えていました。
そうこうしている間も余震は続きます。茨木や東北とは違って、数分に一度のレベルではないですが、気を抜くと地震が来ます。
驚いたのは、たったそれだけのことなのにやたらストレスがたまるということです。
水がとまったわけでも電気がこないわけでも、ガスがないわけでもない。食い物は贅沢言わなければ何かしら食える。生活する上での問題も、死の危険すらない。なのに妙な気疲れがどっしり体に降り積もっていくのです。
部屋にいる間はひたすら、TVやネットで状況を数時間毎に確認。携帯には緊急災害警報（これがやたらヒステリックな音なんです）が入ってくるし、延々と緊張状態が続いていたんだなと今となっては思います。
気を紛らわすために絵を描いてました。特に救われたのはツイッターでした。リアルな声が聞けたこと、そして空気を変えようとわざとアホな発言をしてくれる人たちに笑わせていただいて、数日を乗り切りました。
しばらくはよかったんですが、やはり食料が不足してきました。菓子と酒はありましたがそれ以外がほぼ全滅。コンビニはすっからかん。スーパーは閉まってしまいました。いい加減、米を海苔と醤油で食うのに飽き飽きしていたので、地元に帰ることにしました。元々帰省する予定だったのをちょっと早めただけでしたが。
夜行バスが出る新宿に向かう間に、人身事故と強風で電車が二度とまりました。
地元に帰ると、同じように関東から非難してきた友人と落ち合い、状況を報告しあいました。話しているうちに、自分が何かにウンザリしていることに気づきました。それは地震からの閉塞した日々であったり、目前で繰り広げられる買占めや流言蜚語の類であったりです。悔しいながらストレスも相当なものだったようで、帰省して数日は胃が痛くてろくに食えませんでした。
逃げ場があっただけ全然マシなんですがね。それだけに悔しいわけです。自分は被災した人間ではない。地元に戻ってゆっくり休むこともできる。それなのに勝手に胃を痛めてる。何をやってるんだろうといった具合に。
この帰省、ある祝い事のための帰省でもあったんですが。祝いの席で出されるおいしいご飯も、おいしい酒も、まともに味わえませんでした。だって痛いし。吐き気こらえるだけで精一杯。祝われているのは自分なので胸悪い顔をするわけにもいかず、家族の前で笑顔を取り繕う。なんだか色々台無しな気分でした。
今、混乱の3月を思い返してみると。
この災害によって、間接的にではありますが、いろんなものを滅茶苦茶にされました。
友人は実際に被災し、より多くのものを台無しにされました。
被災地の方に至っては言わずもがなですが。それほどに大きなことです。離れた地域に住んでいる方も、いろいろな影響があると思います。その重圧は、そこに在るのだ、と断言することはできます。
今ではある程度落ち着き、物流も回復しつつありますが、原発に関連して問題は範囲を広げています。専門性が高いせいか、突拍子のないデマや、根拠があるんだかないんだかわからない言説も飛び交います。野菜や魚や水はどこまで大丈夫でどこまでアウトなのか。判断がつきかねるのが正直なところです。
それでも、街にでかけてみると、笑顔で道を行きかう友人同士や男女、服屋で鏡に向かう人、飲食店でゆっくり会話をする人を見ると、なんとなくほっとします。世の中には自粛ムードなんて戯けた言葉もあるようですが、こんなときだからこそ、楽しいことを楽しめるときにやってほしいもんです。
桜がぼちぼち咲いてます。暖かい晴れの日だったので、人がたくさん見に来てました。
心境を整理するために、というより吐き出すためにつらつらと書きました。
こうして日常を取り戻していく光景を見ると勇気付けられるのですが。
どうみても老い先短い老人が安全な水を買い占めたり、地震後間もなくお涙頂戴の被災地特集が組まれたり、反吐が出る事態は以前として目につくのでした。政治や企業はいつでも対処を変えません。本当に炙り出されるのは民衆や個人の振る舞い。見えてくるものがあります。
さ、愚痴はこのくらいにして、またブログであほなことをほざく毎日に戻りましょうか。
魔法少女まどか☆マギカ ９話ー
うらきた！
あほなほむほむ描いて悦に入ってたら本編がとんでもないことになっちまったよチクショウ！ここは……地獄だ……！
置いといて、９話のレビューにいきましょう。もうレビューというか、自分の備忘録と化しているような。
/なんとなく感想
杏子…。さやか…
と思わずため息を漏らさずにはいられませんでした。
魔女になった途端のさやかの悲鳴がとんでもなかった。
文字通り、呪いを撒き散らす存在になってしまったってことですかね。
魔女になった少女はけして戻らない。この事実を知らずにさやかを道連れに逝った杏子が救われていたのかどうか。
さやかのまっすぐで頑なな生き方が、自分が魔法少女になった理由を杏子に思い起こさせるというのが、ひどい皮肉な気がしました。でも杏子は憑きものが落ちたというか、心を解いてさやかに語りかけている。その姿を見れただけでもよしとするか…ってんなわけあるかああああああ
/気になるところ
今回は沢山ありますぞ……
さやかと杏子の退場でほむほむ絶体絶命。
しかも予告でもう誰にも頼らないとか言っちゃってるし、死亡フラグもここまで来たらどうしようもないレベルですね。
今にして思えばそっけない態度でマミさんの信用を失うし、さやかにも壁作られるし、何回もループしてると考えた場合ほむほむの対応は不自然です。どう考えても非効率というかだめなアプローチしてますね。まどかしか視野に入ってないにしてもこれはひどい。
でもワルプルギスの夜出現位置を統計しているということはループ説は覆しようがない。事態を想定できないほど、今回がイレギュラーだったのか。それともほむほむが単にダメな子なのか。多分次回でわかると思います。……ダメな子説に一票。なぜかって？
そのほうが可愛いに決まってるからじゃねぇか。
インキュベーターとエントロピー。
まぁ正直理系はさっぱりなので細かい言及はできません。
ただそういった差し引きの不釣合いがあるならばその宇宙の消滅もまた当然になっちゃうわけで。予定された終わり。
何が言いたいかというと、インキュベーターの活動は全て種族の自己保存というエゴを通すための活動になってしまう、ということです。そして「人類にとっても自己保存は大事だろう？なら固体細胞の代謝なんてどうでもいいじゃない！」と自種族の理屈を押し付けてることになるわけで…。
人間はそこで固体の死を無視するわけにはいかないんですよ。生き死にあっての種の存続が人類らしさを作ってるわけです。ここでインキュベーターの理屈に従った場合、それは人類ではなく、インキュベーターになってしまうということです。
人類は人類であり、インキュベーターにはなれない。インキュベーターの理屈を言われてもどうしようもないわけです。
キュゥべぇは悪ではないですが、完全に人類にとっての敵であることが確定しました。
憎悪はしたところで意味ないですが、邪魔なので排除する必要が出てきます。
マブラヴのBETAと人類にはただ「生物観の齟齬」と「互いの無知」があっただけですが、インキュベーター側は相手を知った上で「お前らのことが理解できない。俺達の言ってることが正しいでしょ？」と言い出してるんですよ。性質が悪いにも程があるというか。うわぁひどい設定だなぁ。
さやかの肉体。杏子のねぐらに置き去りなんですけど。大丈夫ですか？
ほむほむ、置いといたら大変なことになるって言ってませんでしたっけ…？一体どうなっちゃうんだろう…
というわけで謎は減りましたが疑問は増えました。来週も楽しみというか気が重いです。まどか☆マギカを観た後にISを観るとすげぇほっとします。うん。どっちも必要だね！
まどか…今こそ「人類をなめるなぁああああああ」って言うべき時だぜ…？
